かかりつけの歯医者さんで定期健診と保健指導を受けれます

第4回 健康増進型歯科医院の要はスタッフの健康にあり 添付PDF【噛み合わせと肩こり】

 

皆さん、こんにちは。
今日は健康経営についてお話します。

 

健康経営とは企業が従業員の健康に配慮することによって、経営面においても 大きな成果が期待できる」との基盤に立って、健康管理を経営的視点から考え、 戦略的に実践することです。

 

一方で、スタッフの健康に配慮して、スタッフに常に健康の意識を持たせることで、患者さんへのヘルスコーチングの導入がスムーズになります。
逆説的に言うと、いつも体調を崩しがちで、倦怠感が表に出ているスタッフが患者さんにヘルスコーチングをしても説得力がありません。
なので、ヘルスコーチングを行う健康増進型歯科医院では、スタッフの健康が要になります。

 

つまり、スタッフの健康維持増進はスタッフの日々のパフォーマンスを上げて、医院全体の生産性を上げるという経営戦略(健康経営)であり、また、スタッフの健康意識を高めて、ヘルスコーチングを推進するエネルギ―でもあります。
さらにPOPS研究会のホームページにもあるように、ヘルスコーチングそのものが定期健診受診率を向上させる経営戦略になります。
したがって、スタッフの健康への配慮はこの2つのルートで経営に大きく影響を及ぼします。
ですから、院長はスタッフへの健康投資を積極的に行う必要があります。

 

 

では、どのようにして、健康投資を行うのでしょうか。

 

目に見えるインフラと目に見えないインフラの整備です。
目に見えるインフラ
@ゆとりのある空間を作る・・・特によく使う動線がボトルネックになって、スタッフの行き来がしにくいとストレスです。
ゴミ箱や本棚など可動できるものの配置を考慮すべきです。
低予算で済むなら、内装に投資してもいいかもしれません。この際、非効率であることは、身体活動が向上するので、多少非効率でも広さを優先すべきです。
A座位行動を回避・・・座位行動が増えると、身体活動が低下するだけではなく、心臓血管疾患のリスクが上がることがわかっています。
パソコンデスクを高い位置に配置して、椅子を置かないようにします。
座位での事務作業が必要な場合は使いやすい作業場やいすを提供します。
ひざ下に収納スペースがある台を使っての事務作業は、ひざが奥に収まらなく、腰や肩に負担をかけるので、なるべく回避する必要があります。

 

目に見えないインフラ
コミュニケーションチャネルの充実
コミュニケーションチャネルとはコミュニケーションをとるルートです。皆さん(院長)はスタッフと十分にコミュニケーションをとる時間がありますか。あるいは、どのスタッフ間も風通しがいいですか。
健康経営において実はこのコミュニケーションチャネルが非常に重要です。先程の目に見えるインフラ(物理的な作業条件)よりも個人の人間関係、集団内の非公式の組織の存在、そこにおける仲間意識や集団内の規範が作業効率により影響を与えることがわかっています。
ではコミュニケーションチャネルのためのインフラはどのように作ればいいのでしょうか。
一つは時間の確保です。
当院ではお昼休憩の30分前は院長のアポイントだけ切っています。
必要に応じて、スタッフとコミュニケーションを図るための大切な時間です。
そう、院長の貴重な時間もスタッフの健康投資に費やします。
もう一つのコミュニケーションチャネルのインフラは、業務の共有です。
複数のスタッフがいると各スタッフ間でコミュニケーションチャネルが太かったり、細かったりします。
ここはあえて、コミュニケーションチャネルが細いスタッフ間での業務を多くします。
例えば、材料係など共通の業務をそれぞれが兼任して、コミュニケーションをとらないと、業務に支障が出るようにあえてします。
コミュニケーションチャネルが細いもの同士で共通の業務を行うと、最初は当然、仕事がうまく運びませんが、うまく息が合うまでの時間も健康投資です。
実は、あることを習慣化すると少しずつ、コミュニケーションチャネルも太くなり、仕事もスムーズになります。

 

何を習慣化するかというと、「笑顔で挨拶」です。
「笑顔で挨拶」はただ単に「おはようございます」「お疲れさまでした」の挨拶だけでなく、「ハイ」「お願いします」「ありがとうございます」などの受け答えやジェスチャーも含めて、「陽の空気感」で行われているかです。
「何それ」と思われるかもしれませんが、健康増進型歯科医院の要である。
スタッフの心身の健康にとって、極めて重要です。
一度お試しください。以下、人間関係の重要性を説いた動画があるので、参考にして下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=8KkKuTCFvzI

 

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今回のブログは前回の続編で、肩こりと噛み合わせの関係を書きました。
合わせて、頭位の位置で頭の重さが大きく変化することも添えています。
参考にしていただいて、患者さんにもお渡しください。

 

 

次回のPOPS研究会は2月8日(木)13時から症例検討会です。
宮脇先生が衛生士とヘルスコーチングを行った症例を発表してもらいます。お楽しみに!

 

では、今後とも「みんなの元気を支える歯科」を考える会、POPS研究会をよろしくおねがいします。

 

POPS研究会代表
呉 沢哲

 

 

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添付PDF【噛み合わせと肩こり】

 


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