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第10回 H30.11.29 信頼関係とユマニチュード

添付PDF「森田療法」 「西川先生 講演会 案内」

 

こんにちは
POPS研究会 代表の呉(おう)です。

 

 

今日はまず信頼関係についてお話します。
保険指導(ヘルスコーチング)において、信頼関係構築は非常に重要です。
明らかに正しく、効果の高い健康法も、信頼関係が患者と気づけていないと、指導した習慣はまず定着しません。
行動変容は理屈ではうまくいかないのです。まず、POPS研究会で提唱している「一緒にいる」という信頼関係について確認します。

 

「一緒にいる」

 

「一緒にいる」とは、患者のことを否定せずにあるがまま受け入れて、患者が「この人は自分のことをわかってくれている」という状態を作ることにつとめて、患者が「自分のことをわかっている」ということを歯科医師や歯科衛生士が確認できている状態のことです。
この「100%無条件で容認してもらっていること」を患者と共有することで、「一緒にいる」という人間関係ができます。
例えば、「仕事が忙しくて、つい早食いになったり、歯磨きも忘れることがあるんですよね」という患者の言葉に対して「そうですか。でも・・・」という形で、
患者によくなるための提案は、「一緒にいる」が構築されるまでは一切してはいけません。
「そうなんですね。仕事が忙しいと、色々したいけど、できなことが増えますよね」と、自分の常識やバイアスを完全に外して、共感することに努めます。
たとえ反応の薄い患者でも自分のことをわかってもらえていると感じたら、少しずつ心を開いてくれます。
これが、保健指導(ヘルスコーチング)における極めて、重要な行動変容ための第一歩です。

 

 

ユマニチュード

 

ユマニチュード

ユマニチュードとは認知症患者と絆を築くためのテクニックです。

認知症は海馬の委縮により短期記憶(近い記憶)がなくなる疾患ですが、認知症の難しいところは症状が記憶障害という中枢障害にとどまらなく、
それに伴う不安、焦り、恐怖など様々な感情やそれに伴う言動が現れるのです。
これが周辺症状というものです。
例えば、介護者が認知症患者の食介助をするときに、おもむろに口元にスプーンをもっていっても、口を真一文に閉めて、なかなか口を開けてくれないことがあります。
介護者は限られた時間で食事を済まさせないといけないので、半ば強引に口を開けさせようとすると、余計手間取ります。
これは、茶わんが箸などの食具が何をするものかわからないという、記憶障害から、不安、焦り、恐怖が現れている現象です。
急に眼の前にスプーンが近づいてくる恐怖で、口を開けることができないのです。
ユマニチュードでは「見る」「聴く」「触れる」を基本的なテクニックとします。
認知症患者には介護の前に目線の高さを合わせて、向き合って笑顔で接し、「あなたの味方」であることをアピールします。
そこで心がほぐれて、心を許すことができると、自然と口をあけてくれます。
当たり前のことですが、健常者においても、その人の尊厳を守り、face to faceで傾聴して、その人の気持ちを理解することが重要です。
ユマニチュードを理解できれば、外来でもより高度なレベルで「一緒にいる」が構築できると考えます。
このように、ユマニチュードは看護現場だけでなく、保健指導の現場においても有効なので、是非取り入れてみてください。
詳しくはyoutubeで「ユマニチュード 報道特集」を検索して頂くと、ユマニチュードの理解が深まります。

 

POPS研究会 会員の出井庸喜先生が絵本を出版!

POPS研究会の会員でもあり、大学の同輩でサッカー部のチームメイトでもあった出井庸喜先生が、子供の口の成長発育の重要性を伝えるために、
わかりやすい絵本を出版されました。以下、出井先生の出版にあたっての思いです。

 

みなさん お子様が生まれた時にどのように思われたでしょうか。
「生まれてきてくれてありがとう。 どうか健康に成長して欲しい」と願われたのではないでしょうか。

 

私にも四人の子どもがおります。 それぞれ皆んな生まれてきてくれた時にはそう願いました。  子どもどんどん成長し、親である私たちも日々奮闘し、喜びを感じて一緒に成長しているように思います。

 

歯科医師である私は、 口が正しく成長し、綺麗な歯並びになり、正しい舌の位置できちんと嚥下することの大切さ、 口をしっかり閉じて鼻呼吸をすることの大切さを知っています。

 

生涯健康で、美味しく食事ができ、笑顔で楽しく人生を送るために、それは必ずや子どもたちに体得して貰い、後世に伝えて行って貰いたい習慣の一つなのです。

 

ノボダ先生は子どもの成長を歯科からも医科からも、また子どもに関わる周りの方々全てで垣根なく応援していけるようにNO BORDER という思いから誕生したものです。

 

この絵本には、地球上に生まれて来た、子どもたちの幸せのために、少しでも多くの方々に気づいてもらい、一人でも多くの子どもたちが健康に育って欲しいという思いを込めました。

 

出井庸喜

 

絵本はアマゾンのkindleやガイアブル出版(購入のお問い合わせは info@gaiaway2016.com)で絶賛発売中です。
皆さんのクリニックの待合に1冊置いてみて はいかがでしょうか。

西川岳儀先生に1月20日(日曜日)POPS研究会会員限定の講習会決定!

「0歳から始める包括予防
?体験して覚える正しい姿勢づくりとお口の機能?」
と題して講演と実習をしてもらいます。
西川先生は3S(息育、食育、足育)を提唱されて、特に乳幼児期の口腔と全身に関する内容に精通され、「人生が変わる!足指スローストレッチ」などの著書があり、「歯科衛生士」(クインテッセンス出版)にも投稿されています。日々の臨床の傍ら、年に数十回講演やセミナーをされる多忙な中、POPS会員とスタッフ限定に企画していただきました。
受講料は歯科医師10,000円、その他5000円になります。
詳しくは添付資料を参考にして下さい。

 

西川岳儀先生に1月20日(日曜日)POPS研究会会員限定の講習会決定

 

添付PDF

健康ブログ
今回の健康ブログは心の健康法「森田療法」です。情報があふれ、忙しない世の中で、不安、脅迫症、うつなど様々な心の病がまん延しています。
森田療法は「あるがままを受け入れる」ことをベースにして、心のしなやかさを育みます。詳しくは添付資料に目を通してください。

 

添付PDF「森田療法」

 

「森田療法」

 

では、今後とも「みんなの元気を支える歯科」を考える会、POPS研究会を宜しくお願いします。

 

POPS研究会代表

 

呉 沢哲

 

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