バルセロナ

皆さん、こんにちは。ちょっとご無沙汰していました。

昨日、サッカーのクラブチームの世界一を決める大会の決勝が横浜であったのですが、なんとそのチケットをゲットしたので、横浜まで、観戦に行って参りました!



ヨーロッパチャンピオンと南米チャンピオンの戦いになりましたが、ヨーロッパ代表はバルセロナというスペインのチームで、僕はこのチームの隠れファンでありまして、結果、内容ともバルセロナが圧倒したこともあって、本当に至福の時間を過ごすことができました。



このバルセロナというチームは、華麗なパスまわしでいつもファンを魅了しますが、僕が気に入っているところはそのビジョンにあります。
何十年も前から、攻撃的で面白いサッカースタイルを変えません。
つまり、いつもファン目線で楽しくありながら、勝ちにこだわる姿勢を貫きながら、行動目標を決めて行きます。

目先の勝利だけのために守備的なつまらないサッカーは決してしません。
今、グアルディオラというバルセロナの元名選手が監督の指揮を執っています。
彼はスポーツ界はもちろん、広く一般社会の思想や大義にも関心を持っている人物で、昨今の経済危機に苦しむファンのために戦おうとの思いも強く、「ファンのためだと思えば、すべての努力や計画、集中、規律が意味をなす。今シーズンの我々の戦いぶりは、苦境の中でもチケットや有料テレビの視聴料を払ってくれているファンへの敬意の表れなんだ」と選手を鼓舞したそうです。

なるほど、それが昨日のすばらしいパフォーマンスに現れたのだと思うと、多いに納得できました。

常にファン目線で、サッカーに取り組む姿勢と僕ら臨床家が患者様目線で、臨床に取り組む姿勢がオーバーラップします。
僕らも無機質的にお口の中だけを治すのではなく、あくまでも患者様目線で、患者様に喜んで頂ける臨床を心がける必要があります。

ファン目線でファンを魅了しながら、勝つことを求め続けるバルセロナに対して、患者様目線で、患者様に満足して頂いて(喜んで頂いて)、しっかりお口の健康を求め続けるツインデンタルクリニックです。(笑)

やや強引ですが、そのようなことを考えながら、二十数年ぶりに夜行バスに揺られて、帰宅の途につくのでした。。。。。