第7回  ☆ 水分 ☆

こんにちは

ツインデンタルクリニックの呉(おう)です。

今日は水分についてお話しします。


 早速ですが、質問です。

人間が補給する必要がある水分量は一日何リットルでしょうか?

1. 1800ml

2. 2300ml

3. 2800ml

 

 

答えは2の2300ml


成人男子で一日2300mlの水分が排泄されます。(1400mlは尿と便から、900mlは汗や吐く息から排泄されます。)

それを補うためには同じ量の水分を補給しなければなりません。


食べ物から約800ml、代謝物(タンパク質や炭水化物や脂肪を分解してエネルギーを取り出す時に発生する水分)から300ml、残り足りない分の1200mlを飲料水から摂取しなければなりません。


因みに一日2000mlの水を補給すればなんと4週間前の水が排泄されます。3000ml補給すれば3週間前の、4000ml補給すれば2週間前の水が排泄されます。


つまり、水をたくさんとると排泄が効果的に行われ、老廃物も体にたまりにくくなります

 

 水分摂取は手軽にできるdetoxです!こまめに、適量とりましょう。

       

      参考資料 スパワールド「健康まめ知識」より(インターネット)

                          文    林

第6回 ☆断食健康法☆

こんにちは。ツインデンタルクリニックの中村です。

今日ご紹介するのは断食健康法です。


断食というと、イスラム教や飢饉などのイメージがあるかもしれませんが、この断食は自然治癒力を最大限に生かし、大方の病気を治してしまう、スグレモノの健康法です。

 最近では、メジャーリーガーのダルビッシュ投手が、元プロ野球選手で47歳まで現役を務めた工藤公康氏の断食(ファスティング)による調整法を取り入れているそうです。


さて、この断食の効用には様々なものがあります。


1. 内臓を休めます。

消化吸収作業は、大きなエネルギーを使っていますので、消化器系に休養を与えれば、体の全器官も休息することができます。たとえ1日でも断食できれば、体が休まり、翌日には心身の爽快感を体験できます。


2. 余分は脂肪を捨てる。

肥満はコレステロールを増加させますが、断食によってコレステロールも排出することができます。また、ふけはコレステロールが皮膚から排出されるもので、断食によって、ふけが出なくなります。


3. 毒素・老廃物を排泄する。

断食をすると生命活動に必要な「消化・吸収・排泄」のうち、消化と吸収は完全にストップされるので、全生命力を排泄1本に集中することができます。便秘がちなひとには皮膚に吹き出物や赤い湿疹が出たりしますが、これは体内の毒素が排泄されずに、表皮に現れる現象で、断食により、老廃物が排泄されると、肌が綺麗になります。


4. 体の抵抗力が増す。

断食すると体の抵抗力が落ちて、風邪や他の病気にかかると思われている方もいるのではないでしょうか。けれど実は、断食をするとかえって体の免疫力が増し、体内の病原菌までも殺してしまうほどです。食べ物が断たれて、人体にとって危機的状況になると、体は自然に自分を守ろうとして抵抗力を増します。


断食の実際○

 断食を本格的になれるかたは、専門の断食の施設の指導のもとされるのをお勧めします。

今回は気軽に断食をご紹介します。

○自宅でできる週末断食○

金曜日の夕食はいつもの半分に抑えます。お酒やジュース、夕食後の間食も避けます。

土曜日は食事なしです。水分は十分にとります。

日曜日は朝、お粥と梅干など軽い食事をとります。ゆっくり噛んで時間をかけて食べます。昼と夜は腹8分目の食事をとります。

なお、極端に痩せているひとや冷えに敏感な人にはお勧めできません。

                                           参考資料

                                           HeartL and Apricot

第5回  ☆プリン体と痛風☆

こんにちは。ツインデンタルクリニックの野村です。


今日はプリン体と痛風についてお話します。


 プリン体は核酸を構成する主成分で、代謝によって尿酸となりますが、その異常によって高尿酸血症となり、痛風を引き起こします。


 プリン体は細胞核に存在する核酸の主成分であるアデニンやグアニンなどとして存在します。あらゆる細胞内に存在するため、ほとんどの食品に含まれていますが一般的にレバ、イクラ、タラコなど細胞数の多い食品に多く含まれています。アルコールではビールに多く含まれています。

 

 体内では、食物から取り込まれるプリン体のほかにも、新陳代謝によって古い核酸が分解したもの、グルタミンやグリシンという物質から合成されたものがあります。 プリン体は肝臓から代謝されて、最終的には尿酸となって身体の外に排泄されますが、尿酸が多くなりすぎると、血中に尿酸がたまって、高尿酸血症を起こします。

 

 高尿酸血症の状態が続くと、尿酸が結晶化して、尿酸塩が関節に沈着し、急性関節炎を引き起こします。これが痛風です。ほかに腎臓や尿路に沈着して腎臓障害や尿酸結石を起こすこともあります。


読むからに痛そうな病気ですね。細胞数の多い食品とビールには注意しましょう。

(参考資料 e-healthnet.mhlw)

第4回 ”NEAT”(ニート)

こんにちは、ツインデンタルクリニックの榎本です。


今日は運動についてお話しします。

運動といっても、良く言われる、ジョギングやウォーキング、水泳といった、「がっちりとした」運動ではありません。こういった運動を定期的に行えば、メタボ対策などに非常に有効ですが、長続きしない人も多いのではないでしょうか。


本日、ご紹介するのはNEAT(ニート)という運動です。これはNon-Exercise Activity Thermogenesis(非運動性活動熱産生)というもので、日常の生活活動で消費されるエネルギーのことです。


日常にこまめに動くことで、基礎代謝量があがり、結果として食事制限などせずにやせることができます。以下にNEATの例を挙げます。

NEATを増やす日常運動

 *通勤ではバスや電車の一駅分を歩く

 *職場でもエレベーターは使わずに、階段を使う

 *仕事でもプライベートでも、用事があれば自分から出向く

 *トイレは、階段を使って他のフロアーへ行く

 *昼食は少し遠くの店へ行く

 *職場でのコピーやファックスは自分で行う

 *自宅では、お茶いれ、食器下げ、電話取り、新聞・郵便物取りなど、何でも自分で動く

 *休日は家の掃除をする

 *などの電気製品のリモコンを使わない。

 *ペットと散歩する


【こんなことでも、NEATが増える】

• 背すじを伸ばす

  パソコンに向かうときは猫背にならないように/歩くとき、立っているときは頭上から吊り下げられているイメージで

• 立っている時間を増やす

  通勤車中では空席があっても座らない/ごろ寝でテレビは見ない

• 食事は一口ずつよく噛む

  噛んでいるときは安静時よりエネルギー消費量が20%アップ/満腹感も得られやすい

以上、いろいろご紹介しましたが、どれも生活や仕事の場面で必ず直面するシーンです。

無理なくできそうなことから少しずつでもはじめてみてはいかがでしょうか

 

 この中でもお勧めしたいのが、人に喜ばれることをするということです。自分だけのことだと長続きしないものですが、例えば、家事を手伝うことで、家の人に喜ばれます。朝、家の周りのゴミを拾うことで、気分よくなります。「人に喜ばれるちょっとした手間」を日常生活にしかけて習慣化してみませんか。