枕の素材と選び方

今やmoon02.gif快適な睡眠sleepy.gif を手に入れるためには欠かすことのできない枕。安価なものから高価なものまで、様々な素材のものが販売されています。


 でも、お店で実際に寝転んで選ぶのにも抵抗があるし、また価格に幅がありすぎるし、何がどういいかもわからないと

思っている人も多いのではないでしょうか。


そこで今回は「枕の選び方」についてお話します。


★枕の素材☆


tentou03.gifパイプ素材の枕

   もっとも手に入れやすく無難な枕は、おそらくこの枕かと思います。通気性もいい上に、ホコリも溜まりにくく、寿命も長いので使いやすい枕です。 価格も安いものでは1000円前後から市販されています。


tentou02.gif羽根・エステルを使用した枕 

   こちらもパイプ素材のものと同じくらいポピュラーな枕です。価格も安いものが多いので購入しやすいのですが、羽根やエステルですので、ホコリがつきやすいのが難点です。アレルギー体質の方は使わない方が良いかもしれません。また、洗うことができませんし、長期間使っていると、せっかくのふわふわ感がなくなってくるので、寿命は短めです。


tentou03.gifソバがらを使った枕

   日本で昔から利用されてきたソバがらの枕。吸湿性がいいので、夏場にはヒンヤリと気持ちよく使えるのですが、冬場は冷たく感じてしまうことがあります。また、吸湿性が良い分、、湿気が溜まりやすいのが難点です。寿命は6カ月~1年と言われています。価格は1000円以下のものからあるので、短期間で買い換えながら利用していく分にはお勧めの枕です。


tentou02.gif低反発ウレタン枕

   近年もっともよく見かけるのが、この低反発ウレタン枕です。価格の差が大きく2000円くらいのものから15,000円くらいのものまで様々なものがありながら、違いが分かりにくいので選ぶのが難しいかもしれません。低反発ウレタン枕の特徴は、枕が頭に合わせて変形してくれることです。柔軟に変形することで、無理なく自然な姿勢で寝ることが可能になります。温度によって硬さがかわってしまうので、少々高価でも、気温によって変化しにくいものを選ぶといいでしょう。


tentou03.gifヒノキ、備長炭、竹炭素材の枕ki.gif   

これらは、自然の素材を使用しているので、リラクゼーション効果が高いと言われています。ヒノキの場合は、4000~15000円くらいが相場です。少し高価ですが、香りがよく虫も付きにくいのが特徴です。一方の備長炭や竹炭を用いた枕は、価格がだいたい2000円~15000円くらいです。隅には遠赤外線効果があるので、肩こりや冷え性の改善が期待できますし、ニオイも付きにくいという特徴があります。ただし、一つ一つのピースが大きいので、ゴツゴツした感じがあり、寝づらいと感じる人もいるでしょう。

 

 

★枕の高さ☆

 

 枕の素材の好みはひとによって違いますが、同じように高い枕が好きな人、低い枕でないと寝られない人など、いろいろな人がいると思います。 

 しかし、好みの枕を使っていても、高すぎたり低すぎたりすると、カラダにマイナスな影響を与えることがあります。例えば、高すぎる枕だと、首筋の痛みや肩こりの症状が出る場合があります。また、いびきをかく原因の一つにもなります。一方、低すぎる枕の場合は、頭痛や肩こり、めまいなどの症状が表れることがあります。


 もちろん、好き嫌いはあるかと思いますが、枕の高さは頭を置いた時の厚みが2~4センチ程度が基準です。肩こりやいびき、不眠の症状がある人は、一度自分の枕の高さを測ってみてください。実は、枕の高さに原因があるかもしれません。



moon02.gif最後に…

 

 睡眠については、生活のリズムや体調mezamashi.gifなどさまざまな要因が複合されるものなので、枕を変えれば万事解決!というわけにはいきません。しかし、相性の悪い枕で寝ているために良質な睡眠を得ることができていない可能性も否定はできません。


 最近は、店頭でカウンセリングを受けながら、自分が一番気に入る素材、高さを提案してくれるオーダーメイドの枕専門店や、自分のカラダに合った枕かどうかを自宅で試すために、枕を数日間貸してくれるお店もあるようです。そうした枕はそんなに安いものではありませんが、睡眠は人間の健康にとって、とても重要な意味を持ちます。快眠を得ることで健康が改善されるのであれば、枕にある程度のお金をかけるのも高くはないでしょう。自分に最適な枕に変えることで健康を手に入れることができるなら、とても安いものだと思いませんかshine.gif

  

                          参考資料 健康辞典より

歩く速度は寿命に関係がある??

こんにちは。今回は

アメリカのニュースサイト「Livescience」から、寿命を予言する研究について記載されていた内容をお話します。

 

 

☆歩くのが遅い人は寿命が短いsign02.gifrun.gif

 

運動をしている方がいいということなのでしょうかsign02.gif

 


・・・なんと、毎秒1メートル以上の速度で歩くことのできる高齢者は、同世代で同じ性別の場合、歩く速度が遅い人よりも確実に長生きであることが判明しましたgood.gif 



 ピッツバーグ大学医学部のステファニー・ストンデスキー教授は、「人間が動く速度は、その人の活力と健康を如実に表しています」と言って、更に下記のように説明しています。


key.gif「身体自身が、自分にとってベストな歩く速度を選んでいます。その速度が“自分の健康指標”になるというわけです。

あくまで“指標”なのであって、これからウォーキングを始めて歩くのを早くしたからといって、いきなり寿命が延びるというものではないのです。基盤となる健康上の問題に取り組む必要があることには変わりがありません。」

 

これを読む限りでは、ただ早歩きをすれば良いというあけではなさそうですね。bearing.gif



この研究は、既存の9つの研究を分析したもので、およそ3万4,500人の生存率と歩く速度、性別、BMI(身体を体重の二乗で割った指数)、病歴の調査を基にしています。

run.gif人間の歩き方と歩く速度は、その個人のエネルギーと運動を抑制し強調する能力によって決まります。そして運動の制御と協調は、心臓血管、神経、筋骨格など複数の身体システムが適当に機能している必要があります。

歩くなんて簡単な運動に見えますが実は体内の複数な機能が、滑らかに動かないとできない運動だということですね。te03.gif

 


このため、年齢や性別よりも、歩く速度の方が正確に寿命を表しうると研究チームは考えています。一周4メートルのトラックを歩く速度に基づいて、今後10年の生存率をかなりの確率で予測できるとのことicon_eek.gif



また、平均寿命の人の歩く速度は、たいていの年齢層で男女とも“1秒当たりの0,8メートル”だそうです。具体的な数値を出されると、余計に自分の速度が気になってしまいますね!


ステファニー教授によるとこの研究は、たくさんの具体的な応用方法があるそうです。例えば、高齢者にとって、安価で迅速な健康チェックとなりえることや、医師にとっては、患者の生活の質を確認し、改善策を提供することに役立つことなどがその例だそうです。

 


hana07.gif いかがでしたか?

 寿命や生存率なんて言葉を聞くと気軽に歩けなくなりそうですが、高齢化する日本でも“安価で迅速な健康チェック”は必要ですよね。

その時に慌てないためにも、今のうちからなら、しっかり歩いておいてもいいかもしれませんhappy01.gif

 

        参考資料  LibeScience

風邪・インフルエンザ対策

こんにちは。

今回はインフルエンザ予防についてお話します。kusuri.gif

 これからインフルエンザが流行りだす季節ですので、気を付けてこの冬を乗り越えましょう。



hana07.gif風邪、インフルエンザ予防に役立つ栄養素

 風邪やインフルエンザにかからないために、日ごろから免疫システムが正常に働くようにしておくことが大切なのはご存知のとおりです。私たちの免疫システムの強化に役立つ栄養素には様々な種類があり、その対策方法で次の3つに分けることができます。


1. のどや鼻の粘膜の働きを高める

 細菌やウイルスの侵入口であるのどや鼻の粘膜の働きを高めておくことで、侵入を防ぐことができます。「ビタミンA」には、粘膜の構造保持、粘膜分泌機能の保持という生理機能があり、ビタミンAの欠乏で、粘膜が弱くなり、風邪をひきやすくなるといわれています。「ベータカロテン」は、体内で必要に応じてビタミンAに変化し、また、強力な抗酸化作用もあるので、栄養素としてはベータカロテンとしての摂取がお勧めです。


2. 免疫力を高める

 抗原抗体反応、金を食べて破壊する貪食細胞、ウイルスに感染した細胞を破壊するキラー細胞など、体内の免疫システムは、チームとして体を守っています。免疫機能を高める栄養素には、NK細胞の活性化、ウイルスの不活性化、インターフェロンの産生促進、抗体産生促進作用のある「ビタミンC」。抗体の合成にかかわり、免疫機能を正常に保つ上でも欠かせない「ビタミンB6」。抗ウイルス活性、食細胞、リンパ球の活性化に役立つ「亜鉛」。白血球の増殖を促進し、細菌貪食能を向上させる「セレン」。白血球もの働きを高める「CoQ10」があります。


3. 活性酸素の害を防ぐ

 免疫機能の武器はおもに活性酸素ですが、調整がうまくいかずに過剰に活性酸素を放出してしまうと、自身を傷つけてしまうことになります。そのため、活性酸素に対抗する抗酸化物質は免疫機能の維持にもとても重要です。

 例えば、免疫の中心となる白血球は、抗体の生産や食作用に使う活性酸素から自身を守るために十分な「ビタミンC」を必要とします。ビタミンCの豊富な白血球は、より多くの最近を貪食できるといわれています。

「鉄」「ビタミンE」「セレン」「CoQ10]「フラボノイド」などが


hana03.gif具体的な対策は?

 風邪やインフルエンザに対する栄養摂取面での具体的な対策は、バランスのよい食事で栄養素をしっかり摂ることに加えて、ビタミンCの多い果物を摂ることです。これからの季節、手軽に食べられる果物であるミカンなどの柑橘類には、ビタミンCと、ビタミンCの効果を高めるヘスぺリジンのほか、ベータカロテンも豊富に含まれています。

 また、食事だけでは栄養素の補給に自信がなかったり、しっかりと栄養補給をしたい時には、高性能のマルチビタミン&ミネラルのサプリメントが役に立ちます。


hana07.gif風邪対策に有名なビタミンCについて

 ビタミンCというと、ノーベル賞を2度受賞したライナス・ポーリング博士が有名です。博士は、大量のビタミンCを補給することで、風邪が短く、症状が軽くなると勧めています。

 ビタミンCには

、免疫システムに関連する下記のような生理・薬理作用が知られており、これらの働きによって効果が期待できるのではないかと思われます。

 ・酸化作用から体の組織を守る抗酸化作用

 ・正常な免疫機能を維持

 ・ヒスタミンを失活させ、鼻水症状を緩和



shine.gifサプリメントを上手に使って、健康維持に役立ててください☆

 

   参考資料 株式会社ヘルシーパス ニュースレター