今回の健康ブログは「肩こり」についてです。

 

images肩こりで悩んでいる方に、「肩のどの辺がツライですか?」と伺うと、答えは2つにわかれます。半数の方が「ここ!」というのは、僧帽筋(そうぼうきん)という筋肉の上側。IMG_20160624_0002もう半数の方々は、そこよりも少し背中側にある菱形筋(りょうけいきん)と、肩甲挙筋(けんこうきょきん)のちょうど境目あたりです。では、それらの筋肉を、上から直接グイグイ押したり、強くもんだり叩いたりすることで、その肩こりは解決するのでしょうか?残念ながら答えは「いいえ」です。強く押せば押すほど筋肉がほぐれて柔らかくなると思いがちですが、ただでさえこって硬くなった筋肉を、親指でグイグイ押してマッサージすると、筋繊維はいったん壊れます。そしてそれが再生するときに、より強靭な繊維に変性していき、筋肉はかえって「硬く」なるのです!

 

 

こりとは?

多くの方が、こりとは筋肉が収縮してこり固まったもの、とイメージしていると思います。もちろんこれも間違いではありませんが実はこれよりも多いのは、筋肉が収縮ではなく伸展、伸ばされたり引っ張られた状態になることで発生するこりです。筋肉は骨から骨へとつながっているため、例えば骨格がズレることによって筋肉が常に伸ばされていると、その筋肉の中にあるものも同じように伸ばされます。筋肉の中にあるもので、肩こりに関係するものといえば、血管・リンパ管・神経の3つですが、この中でも特にカギになるのは血管です。筋肉が引っ張られて細くなると内径の空洞も伴って狭くなり、必然的に血液が通りにくくなります。20141027aそして血流が悪くなり、あらゆる老廃物が排泄されなくなり、されに筋肉内の酸素も少なくなります。その伸ばされている筋肉の中で、もっとも血流の悪くなっている部分が固まってこりになったり、実際には固まっていなくても、自覚として同じ場所にこりを感じるというものです。問題は、筋肉の硬さではなく、筋肉の中身です。つまり、重い・だるい・こる・張る・詰まる・痛いという感覚は、筋肉自体の硬さによって感じているのではなく、血流が滞った場所に溜まる老廃物(乳酸やピルビン酸など)が排泄されなくなることで感じる症状なのです。

 

 

どうすれば肩こりは治る?

筋肉がどこから来て、どこへいっているか、どこから出て、どこへつながっているかを知ることがカギになり、こりを根本的に改善させるには、そこの筋肉が伸ばされたり引っ張られないような骨格をつくらねばなりません。そして、筋肉が伸ばされたり引っ張られるような姿勢を、できる限り長く続けないことに尽きるのです。その重要な屋台骨となるのが「背骨」「肩甲骨」「骨盤」です。これらを正しい位置に戻すと菱形筋と肩甲挙筋と僧帽筋という3つの筋肉が不必要に伸ばされたり、引っ張られることはありません。すると、必然的に肩はこらなくなるのです!

 

次回は、この3つの屋台骨が正しい位置にあるための日常で簡単にできる方法をお伝えします☞☞☞

 

 

 

参考著書:1日10分歩き方を変えるだけでしつこい肩こりが消える本 宮腰圭

 

具体的な血流改善の方法

今回の健康ブログは前回の続きとなる「血流を改善すると、心も体も整う」の具体的な血流改善の方法についてです。

血流悪化は、①血がつくれない→②血が足りない→③血が流れないの順番でドミノ式に起こっています。そのため、血流改善は原因に合わせて、①→②→③の順番に取り組むことが大切なのです。以下にそれぞれの効果的な取り組みをご紹介します。

 

①血を作る

1423_ext_03_0_L血液は食べたものでつくられます。血の原料である鉄分とタンパク質の両方を一度にとることができる食材が鶏肉です。特に骨の部分は血をつくる力が高いので、骨つきをスープ仕立てにするのがおすすめです!お肉に含まれる鉄分は、野菜に含まれる鉄分とは違い、同じ量の鉄分でも、お肉を食べたほうが5もたくさん鉄分が吸収されます↑↑↑↑↑

 

 

 

97945_137_b3e1ab0f_6435fb67血液の原料である鉄もそのままでは吸収されにくいのですが、食後90分以上が経過して胃腸がほとんど空っぽの状態になると、悪玉菌を撃退して善玉菌を増やすことができ、腸内細菌の働きによってより多く吸収できるようになります。

 

 

 

 

 

②血を増やす

l-jn080820-3-2血を増やすためのコツは23時までに眠ることです。漢方の考えで太陽が出ている間を「陽」、夜が「陰」で、午前0時を挟んだ前後2時間は、陰と陽が入れ替わる時間であり、入れ替わったあと、13時が血をつくる時間です。この時間に寝ていない状況が続くと血がつくれないだけでなく、血の浄化もできないために、あらゆる病気を引き起こす原因になります。さまざまな血液細胞のもとになっている「造血幹細胞」は太陽光のリズムを自律神経が伝えることによって、増えたり、血球をつくったりしている可能性が示唆されています。

 

 

③血を流す

810b090c5acd826efbd9319ee96e9a9f下にたまってしまった血液を戻すためにつくられたのが第二の心臓とも呼ばれるふくらはぎです。ふくらはぎは歩く時に合わせて筋肉が伸びたり縮んだりします。歩かないと第二の心臓が止まってしまい血流は悪くなってしまいます。つまり歩くことが直接的に血流をよくすることにつながっているのです。

 

 

 

 

 

参考著書にはここで紹介した取り組み以外のことも紹介されていますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

 

 

参考著書:血流がすべて解決する 堀江昭佳