第6回 ☆断食健康法☆

こんにちは。ツインデンタルクリニックの中村です。

今日ご紹介するのは断食健康法です。


断食というと、イスラム教や飢饉などのイメージがあるかもしれませんが、この断食は自然治癒力を最大限に生かし、大方の病気を治してしまう、スグレモノの健康法です。

 最近では、メジャーリーガーのダルビッシュ投手が、元プロ野球選手で47歳まで現役を務めた工藤公康氏の断食(ファスティング)による調整法を取り入れているそうです。


さて、この断食の効用には様々なものがあります。


1. 内臓を休めます。

消化吸収作業は、大きなエネルギーを使っていますので、消化器系に休養を与えれば、体の全器官も休息することができます。たとえ1日でも断食できれば、体が休まり、翌日には心身の爽快感を体験できます。


2. 余分は脂肪を捨てる。

肥満はコレステロールを増加させますが、断食によってコレステロールも排出することができます。また、ふけはコレステロールが皮膚から排出されるもので、断食によって、ふけが出なくなります。


3. 毒素・老廃物を排泄する。

断食をすると生命活動に必要な「消化・吸収・排泄」のうち、消化と吸収は完全にストップされるので、全生命力を排泄1本に集中することができます。便秘がちなひとには皮膚に吹き出物や赤い湿疹が出たりしますが、これは体内の毒素が排泄されずに、表皮に現れる現象で、断食により、老廃物が排泄されると、肌が綺麗になります。


4. 体の抵抗力が増す。

断食すると体の抵抗力が落ちて、風邪や他の病気にかかると思われている方もいるのではないでしょうか。けれど実は、断食をするとかえって体の免疫力が増し、体内の病原菌までも殺してしまうほどです。食べ物が断たれて、人体にとって危機的状況になると、体は自然に自分を守ろうとして抵抗力を増します。


断食の実際○

 断食を本格的になれるかたは、専門の断食の施設の指導のもとされるのをお勧めします。

今回は気軽に断食をご紹介します。

○自宅でできる週末断食○

金曜日の夕食はいつもの半分に抑えます。お酒やジュース、夕食後の間食も避けます。

土曜日は食事なしです。水分は十分にとります。

日曜日は朝、お粥と梅干など軽い食事をとります。ゆっくり噛んで時間をかけて食べます。昼と夜は腹8分目の食事をとります。

なお、極端に痩せているひとや冷えに敏感な人にはお勧めできません。

                                           参考資料

                                           HeartL and Apricot

コメントは受け付けていません。