片噛みと口呼吸の不思議な関係

 

 

今回のテーマは「片噛みと口呼吸の不思議な関係について」

です。

 

日本女子大学 片岡教授IMG_2278

 

片噛み(片方で偏って噛んでいる)の人は、口呼吸(口で呼吸

する)をしていることが多いという研究結果があります。

 

 

・顔と体の歪み

・歯と口元の変形

これらは、間違った噛み方によって起こります。

 

 

片噛みは、噛み癖がついた側を下にして寝る「横向き寝」や

「うつぶせ寝」を引き起こします。それで顔や背骨や骨盤や

脚までもが歪んでしまいます。結果として、寝ている間に

口が空いてしまい口呼吸になります

 

 

口呼吸によって、ウイルスや細菌が体に入りやすくなり、

免疫力が低下して、アトピーやぜんそくなどを引き起こす

ことはよく知られていますが、自律神経が弱まってイライラ

したり、うつ症状を起こすこともあります。

 

 

体を強くするためには、口を閉じる必要があり、そのためには

両側で噛む習慣を付ける必要があります。以下に片噛みを直す

方法をご紹介します。

 

 

片噛みの習慣を直す方法

ガムを口に入れてみて、無意識のうちによく噛んでいるのとは

反対側へガムを移動させてください。いつもは使わない側で

噛む練習を、徐々に時間を延ばすようにしながら長期的に

続けると、確実に顔の左右差が小さくなってきます。

 

 

 

このガム療法は、筋肉や骨は使うと密度が高くなるという

法則に従い、普段は使用していない側の骨や筋肉を

トレーニングによって強化し、顔を左右均衡にすることを

目的としています。これで通常は顔の歪みが矯正できます。

ひとたび左右の均衡が得られれば、両側で正しく噛むのを

続けることにより、引きしまった顔の状態が保てます。

顔や姿勢の歪みを直せば左右対称の顔になり、骨盤や脊椎が

矯正されて神経の働きが正常になります。

 

両側でよく噛んで、口を閉じやすくして、心身をより快適な

状態にしてみませんか

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