咀嚼の効能(その4)



こんにちは。ツインデンタルクリニックの呉(おう)です。


咀嚼の効能はまだまだあります!


今日は咀嚼によって「頭蓋骨の歪みを緩和する」効能についてお話します。


まず、頭蓋骨は約20枚の板が絡み合って、丸い形をしています。特に、顎の関節に近い骨の側頭骨、左右の側頭骨の間に蝶のような形をした蝶形骨に、咀嚼は大きな影響を及ぼします。


側頭骨は耳の穴(外耳道)と接しています。咬み合わせによる側頭骨の歪みは、耳の機能、その内側の三半規管(平行感覚を司る場所)に影響がでて、耳が聞こえにくくなったり、立ちくらみなどの症状がでます。




次に、蝶形骨は特徴的な形をしています。文字通り蝶のように羽が薄く、足は細く、それぞれが目の神経や鼻の通りに関係する場所です。



つまり、咬み合わせが悪いと、側頭骨とつながっている蝶形骨の「薄い羽」や「細い足」が容易に歪んでしまいます。結果として、視力低下や慢性鼻炎など、一見、歯とは全く関係ない様々な愁訴があらわれることがあります。

 

さらにこの蝶形骨の蝶の目の辺りに相当する部分は、下垂体という身体のバランスを整えるホルモンがたくさん分泌される場所です。ここに歪みを生じると、不眠、慢性疲労、精神障害などにもつながります。


この歪みを、噛みごたえのあるシリコンのマウスピースによるリハビリでほぐす方法があります(カムラック体操)。実際に、このリハビリを行うと、目、耳、鼻、手のしびれや腰痛など、様々な愁訴が消えたという報告があります。


もし、何か身体の不具合をお持ちでお悩みの方は、一見関係のない咬み合わせからアプローチしてみてはいかがでしょうか。当院では咬み合わせ認定医二人(呉、宮脇)で、咬み合わせの相談をさせて頂いております。


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